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    韓国の独立開業事情


    毎月定期購読しているCOURRIER JAPON。

    この雑誌は、イギリスのエコノミスト、フィナンシャル・タイムズ、フランスのル・モンド、アメリカのワシントン・ポスト、ニューヨークタイムズなどの名門紙と提携し、そこには日本のメディアでは見られない新鮮な情報と視点が満載です。

    その最新号に、韓国の起業事情が掲載されていたので、御紹介します。


    終身雇用が望めないのなら…「個人企業」でプロを目指そう

    韓国では不景気風が吹く中で、個人で起業する若者が年々増え続けている。会社に安定が望めないなら、むしろ自分の能力に賭けてみるのも一つの手かもしれない。

    オンラインショップ「アップストア」で大人気のゲーム「ヘビー・マック」の制作者ピョン・ヘジュンはどの企業にも属さないフリーランサーだ。

    このゲームは、アップ後9日目にして有料ダウンロード数の順位が3位となり、その後も引き続き上位に留まっている。

    これについて大手lT企業「ドリーム・ウィズ」の李燦振代表は、ブログにこうコメントしている。

    「5位以内に入っているゲームコンテンツは1日に数千ずつ売れていることを意味する。とすると、ピョンは1日に数百万ウォンずつ稼いでいることになる。私たちが数ヵ月働いて得る収入の何倍もの額を、彼はたったの数週間で稼いでいるのだ」

    韓国では企業に就職する代わりに、フリーランサー=個人事業主の道を選ぶことが数年前からのトレンドになっている。

    大手オンライン求人サイト「インクルート」の統計から、2004年と08年のフリーランスの求職数を比べてみると、3万264件から5万5131件へと急激に増加しているのがわかった。

    また、韓国統計庁によると、90年代初めに100万人ほどだった個人事業主の数は、06年には約128万人になっている。

    中小企業庁のイ・ヒョンチョル事務官は「個人事業主のほとんどが事業者登録をしていないのが実情。そういった点を鑑みると、実際の数字はこれよりも多いでしょう」と話す。

    個人事業主の増加について、インクルートの李光錫代表はこう分析する。「リストラが日常茶飯事の今の世の中では、終身雇用という概念がなくなりつつあります。なので、むしろ生涯を通じて特定分野の“プロ”として働きたい、と思う人が増えたのでしょう」

    さらに彼は「企業側も正社員を採用する代わりに、必要に応じて専門家を雇う形で人事に柔軟性を持たせたいと考えている。そのため、フリーランサーの需要も増えているようです」と言う。

    実際、同サイトのフリーランサーの募集件数を見ても、04年3436件、06年1万2149件、08年2万641件と大幅に増加している。

    韓国政府は現在、雇用問題を解決するために、個人事業主に対する減税や、起業に関連する規制緩和といった個人事業主を支援する政策を検討している。


    ◆誰もがなれるけれど…

    フリーランサーの道を選んだ人のなかには、就職難で正社員になれなかった貧困層である。

    「88万ウォン世代(月に88万ウォン=約6万4000円ほどしか稼げない若い世代の非正規労働者)」が少なくないのも事実だ。

    しかし、国内外の大学や大学院を卒業した高学歴の新卒者のなかにも、職業に対する理想と現実のギャップに葛藤した結果、自らの専攻と適性を生かすために、個人事業主という道を選択するケースも多い。

    昨年、パリの料理学校を卒業した李(25)は、こう語る。

    「入りたい会社では新卒採用の募集がありませんでした。だからといって妥協すると、自分の能力や専門分野と合わない職場で働くしかなくなる。それにはとても耐えられないと思い、ひとまずフリーランサーとして働くことに決めました」

    もちろん、個人事業主には誰もがなれる。問題は、入社試験よりも熾烈な個人事業主間の競争のなかで、いかに成功して生き残るか、ということである。

    つねに念頭に置かねばならないことは一つ。

    いくら表面的には優雅で自由に見えても、成功への道は決して甘いものではない、という事実だ。韓国SOHO振興協会のパク・クァンフェ会長はこう語る。

    「政府の支援策に鼓舞されて、単に就職の代案として起業するのは間違いです。冷静になって細かい準備もしないままで事を進めても、経歴を積むこともできず時間を浪費するだけ。まずは“個人”ではなく“事業”という単語に焦点を合わせて、起業家マインドを持つことが人事なのです」

    個人事業主として心がけるべき7つのポイントを挙げてみた。

    1、独自の専門分野を持つ

    専門性はフリーランサーとして成功できるかどうかを決定付けるのに重要な要素となる。

    2、時間の管理を徹底する

    どんな業種でも決められた時間内に質の高い仕事を仕上げることができなければ成功できない。しかしフリーランサーには監視する人がいないため、スケジュール管理が曖昧になりやすい。自分自身が自らの“上司”となって、毎日の時間管理と業務評価を厳しく行った上で、次の仕事に備えなくてはならない。そしてスケジュールを能率よく立てるためには、仕事の優先順位をきちんと見極める能力も必要だ。

    3、判断力を身につけるための明確な価値観を持つ

    フリーランサーには仕事の相談ができる同僚や上司はいない。大事な決断に迫られる場面で、頼りになるのは自分自身だけだ。明確な価値観と確固たる信念を持っていれば、どんな時も迅速で適切な判断を下すことができる。

    4、社会の変化を先読みし、それに適応できる能力を身につける

    かつて大企業が行っていたような業務でも、科学と情報通信技術の発展によって小規模な企業が充分に請け負えるようになったことが多い。今後もそういった分野が増えることを考えると、いち早く有用な技術を見つける眼力と、それに適応できる能力が成功のカギとなるだろう。

    5、サイバースベース(ネット上の社会)を活用する

    これからの時代に成功するための重要な条件は、サイバースペースの特性を把遇することだ。ブログで商品を売って成功しているパワーブロガーがその典型だ。

    6、他人から信頼される人になる

    インターネットが発展するにつれ、人間関係はさらに機械的なものになると思われがちだが、それは聞違いだ。むしろ人と人との信頼関係がよウ重要な要素となってくる。直接的な接触が減っていくほど、信頼できる相手なのか、という点が大事な要素となるのだ。「一緒に仕事をしたい人」「信用できる人柄」という評判を得るのも、個人事業を成功させるためには大切なことだ。

    7、目標を明確にする

    企業を拡大し、多くの従業員を育成する企業家になりたいのか、もしくは、その分野のスペシャリストとして一生、自分の腕一本で生きていけるようにしたいのか、といった明確なビジョンを持とう。方向性によって、投資資本の規模はもちろん、会社運営の設計図も変わってくる。


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